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【全歌詞解説集】疾風怒濤ときどき晴れ/戸川純【読者感想】

2/14のDOMMUNEでの5時間生放送のあと、買うのを渋っていた疾風怒濤ときどき晴れと私が鳴こうホトトギスを購入し、今日届いていたので少し読もうと思ったら、勢いで読破してしまいました。

それぞれの歌詞についてだけでなく、付随する収録時のエピソードや、歌詞の背景にある戸川純の半生についても赤裸々に語られています。わたしは今まで戸川純の著書を読んだことはなく、戸川純自身についてもお父様が厳しかったということと、妹の京子さんが自ら命を絶ってしまったということくらいしか知りませんでした。読み進めていく中でここまで壮絶だったのかと驚かされました。ここまで辛かった時代を耐え抜いて、自分自身のために歌う戸川純だからこそ、多くの人の心を救うことができたんだろうな。

戸川純のそのときどきの生き様が、歌詞に反映されているようで、最後まで読み終わったときに胸にこみ上げてくるものがありました。作品を通してその人の人生を見ていくというところが、まさに今敏監督の千年女優のようでした。

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今までシアー・ラバーズは好きでも嫌いでもなくて、ビョークっぽい、くらいの印象しか無かったのですが、この本を読んでかなり印象が変わりました。

解説を読んでいると、如何に戸川純が綿密に作詞をしているかを伺い知ることができます。綿密であるにもかかわらず、1,2分で歌詞を書き上げていたり、ゲラゲラ笑いながら書いていたというのがまた面白いです。

この本を読むとライブに行きたくなりますね!本能の少女を聴きたいな。

戸川純ファンの人にはぜひ読んでもらいたいです。