【今敏監督】パプリカ【映画レビュー】

 

ずっと観よう観ようと思っていた映画、パプリカを見たよ!

今敏監督は平沢進から知りました。原作は筒井康隆

や~映像がすごい!

 

あらすじ~Wikipediaより

パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。

 

こんな感じの話。ある人の夢のパレードが、どんどんいろんな人の夢の中、そして現実世界にまで広がっていってわけわかんない!

千葉敦子は夢の世界ではパプリカになります。夢の世界なので何でもあり!人形になったり、妖精になったりするパプリカはとってもかわいいとってもキュート!だけど、現実世界の千葉敦子は愛想笑いもしないような冷静な女性。服装も、パプリカは赤いTシャツにジーンズでカジュアル。千葉敦子はびしっとしたスーツ。パプリカは千葉敦子の抑圧された部分なのかな。

 

敦子は夢の中の世界の時田を必死に現実世界に引き戻そうとするんだけど、時田が天才科学者だからかと思いきや、時田のことが好きだからだったってなったところから、お話の本質が出てき始める。

 

敦子が今まで受け入れられなかった部分を受け入れる(飲み込む)ことでお話が解決する。

 

もう一人の自分。自分の受け入れられない部分、受け入れられない過去、受け入れられない欲望。そういう隠したいものを受け入れてはじめて人は大人になる。

そういうお話なのかなと思いました。

 

理事長も小山内も、きもすぎてまじ無理〜

 

 

映像に圧倒されてしまって、話の筋を理解するのがなかなか追いつかなくて、考えるより、感じる!!そういう映画だと思います。